大切な着物の手入れは専門のクリーニング業者さんに任せましょう

長い間タンスに仕舞っておいたままの着物は手入れが必要になってくるのですが、その際に自分で何とかしようと思ったり一般のクリーニング店に出すのは控えたほうが無難だと思います。ネットを見れば着物の染み抜きの方法などが紹介されていますので、コレなら何とかなりそうだと思ってやってみたら余計酷くなってしまったなんて事もあるんです。
そして一般のクリーニング店では着物の専門知識を必ずしも持っているとは限りませんので、そもそも着物のクリーニングを受け入れてくれない可能性もあります。たとえ引き受けてくれても生地が傷んでしまう可能性もありますので、着物のお手入れは着物専門のクリーニング業者さんにお願いするのが一番なんです。
着物クリーニングにかかる費用は一般の洗濯物より当然高くなってしまうのですが、洋服のようにまとめて一気に洗うという作業で出来ず、一つ一つを丁寧に手作業も含めて綺麗にしていきますので、クリーニング代金はどうしても高くなる傾向があります。
しかし本当に大切なお着物のことを考えたら多少費用がかかっても専門業者に出すべきで、もう二度と手にはいらないような貴重な着物でしたら尚更です。着物のお手入れは着物の事を最も知っている所に出すのは当然の事なんです。

着てみると好きになった着物

親戚の結婚式があり、祖母に着物を着せてもらいました。ドレスが良いなぁと思ったのですが、祖母が「あんたには着物が似合うから」と言われ、祖母が着物を買ってくれたので、これは着ないわけにはいかないと思い、着ることにしました。

すると結婚式でみんなに「着物すごく似合ってるじゃない」と言われたので、すごく嬉しかったです。確かに、着物を着てみると立ち振る舞いがいつもよりも上品になり、鏡を見て自分でも似合っているかも・・と思いました。そして着物がちょっと好きになりました。

結婚式の間だんだん着物を着ていることに疲れてきましたが、みんなから「似合っている」と言われるので我慢して着ていました。やっぱり普段着ない着物を着るって疲れますね。ですが、不思議なことにまた着物を着てみたいと思ったんです。祖母がせっかく着物を買ってくれたのに、着ないのはもったいないと・・・。

そしてしばらくして友達の結婚式があり、また着物を着てみました。前回よりもキツく感じませでしたし、慣れたのかもしれないと思いました。やっぱり着物を着ていると、みんなから注目されました。若い人が着物って今あまりいないですよね。着物を祖母に着せてもらったのですが、着方を教わろうと思います。

買取サービスで最も高く売れる着物の種類とは?!

着物を買取業者に出す時に出来るだけ知っておきたい知識としては、カジュアルに着用できる若者に人気なアンティーク物は予想に反して余り良い査定額は付かないという事です。
ただ着物に施されている模様の価値によっては、査定額が相場より高めになる可能性もありますが、基本的に絹以外で作られ1000円台でも購入できるアイテムは査定額が微々たるものという考え方になります。
一方、買取業者に高額査定に応じて貰いやすいのが、知名度の高いデザイナーの作品や伝統工芸品に該当するものです。
伝統工芸品とは、つまり古き良き時代から伝承されている大島や加賀の友禅などで、百貨店や呉服店でしか手に入らないものになります。
そして、伝統工芸品の次にステータスの高いランクとして位置付けされる着物の種類は、黒の留袖や訪問着、振袖などです。
特に新品で状態を保っている訪問着や、流行遅れではない振袖は5万円程度の値が付きます。
しかし、新品と言えど1度でも着用が認められた時は半分の値までに査定額が下落する恐れがあるので、将来買取に出す考えがある人は特に注意が必要です。
加えて着物の素材も査定額に影響してくるので、買取に出す時は注視すべき点です。
大抵ポリエステルやウール素材の物は価値が低く見積もられやすく、正絹で作られている物は十分高値が付くので、不用になった着物の中に絹素材の物が混じってないか探し出してみましょう。
そこで、最後におすすめの着物買取業者を紹介しているサイトをご紹介したいと思います。
こちらのサイトでご紹介している着物買取業者は、どこも高価買取をしてくれるそうですので、ぜひチェックしてみて下さい。
http://着物買取売る.com/

また着物を着てほしいと言われました

私は成人式の時に初めて着物を着ました。それまで着た事はなくて、とても窮屈なものだと思っていたのです。でもいざ着てみると、とても素敵で可愛いと思いました。そして誰よりも、彼氏が私の着物姿をとても気に入ってくれたのです。
その彼氏がまた着物を着てほしいと言いました。私はびっくりしたのです。彼氏はミニスカートが好きです。足を出すような服が好きなのです。それなのに、私の着物姿がとても気に入ったみたいでそれ以来私に着物を着てと言ってくるのです。
私は着物はこの一枚しか持っていません。それも母のおさがりの着物なのです。母が二十五年前に成人式で着た着物を、娘の私が着たのです。その着物しか持っていないのです。
すると彼氏は、私に突然プレゼントをしてくれました。とても大きな長い箱で、一体何かと思い開けてみるとなんと中身は赤色のとてもきれいな着物だったのです。彼氏はこっそりと内緒で、着物を買ってきてくれていたのです。
誕生日でもなくて、クリスマスでもありません。それなのに、私にプレゼントを持ってきてくれたのです。その気持ちがとても嬉しかったのです。
早速腕を通してみると、鏡に映る私がとても素敵な女性に変身しました。ここまで変われるものかと、自分自身でも驚いているのです。もちろん彼氏も、目を輝かせて私の変身ぶりを見ているのです。
彼氏に言われて着たのですが、これからはもっと積極的に着物を着ようと思います。せっかく日本女性に生まれたのだから、楽しまないと損なのです。

着物を着た時の立ち居振る舞い

街中で着物を着た方をみると素敵だなと思いますよね。しかし、その方の歩き方がなんともぎこちなかったり雅でなかったりしたらなんとなくがっかりしてしまいます。もしも自分が着物を着た際に、そうやってがっかりされないようにしっかりとした立ち居振る舞いができたらよいですね。
まずは基本である立ち姿ですが、背筋をしっかりと伸ばして立ちます。頭から糸で引っ張られているようなイメージですね。足元は内股気味にして、片方の足は後ろにさげて立つとより綺麗に見えます。
次に大事な歩き方ですが、立っているときと同様に背筋を伸ばしてまっすぐにし、歩幅は狭めに歩くようにします。この時につま先はまっすぐ向くようにすると良いようです。右手でたてづまを軽くつまんだり、上前を押さえるようにするとなお綺麗に見えるようですね。その際に荷物は左手で持つようにしましょう。
電車に乗ったりしなければならないときには階段の昇り降りの仕方も重要になってきます。たてづまを軽く持ちあげるようにすると、着物が階段に擦ってしまうことを防ぎながら楽に足をあげることができます。
椅子に座るときには浅く腰掛けるようにしましょう。そうしなければ帯が潰れてしまいますからね。
他にもいろいろな立ち居振る舞いがあるので、着物を着る際には覚えておきたいですね。

成人式の着物

田舎だったからか幼い頃には防寒用に着物を着せられることも多く、着物を着ることに抵抗はなかったし着るのも好きでした。
着物は母や姉のお下がりで、その都度私の体に合わせて丈を揃えてくれていました。どれも洋服にはないデザインで、お下がりだったからか着古された着物の、あのテロッとした生地の感触が何とも言えず好きでした。
そんな私も成長とともに冬であっても着物はお正月くらいしか着なくなっていたのですが、成人式を来年に控えた19歳の誕生日、初めての自分だけの着物を手にすることになるんです。
その日は家に帰ると母からお座敷に呼ばれ、行ってみると畳の上にいくつもの反物が広げられていました。いろいろな色が折り重なり、それはとても綺麗でした。母から「成人式のお祝い。どれが良い?」と聞かれ、興奮しながら選んだのを覚えています。
私は燃えるような無地の赤を選びました。その赤は深い色合いで、当時の私の顔によく映えていました。もちろん柄物もあったけれど、幼い頃から柄物の着物はよく着ていたので、私は無地に惹かれたのでした。
反物屋さんが、帰り際「ここに家紋を入れるからね」と教えてくれました。家紋…自分の家の家紋なんて気にしたこともなかったけれど、何だか日本人としての誇りのようなものを感じました。
その翌年、20歳・成人式。私は家紋の入った赤い着物を着て誇らしげに成人式へ向かいました。新品の着物だったので着古された感じは勿論ありませんでしたが、あのテロッとした生地の感触は健在で、袖を通しながら母に着せてもらっていた幼い頃の自分や、その時の姉や母・祖母の顔を思い出し、胸が熱くなりました。

その着物も今は袖を切り、娘のお宮参りなどに着ています。いつか娘に着てもらいたいと思っています。
そう言えば、結婚しても着物に入れた家紋は変えないんですね。姓は変わっても着物の家紋は変わらない、なんて日本人も粋なことしますよね。

色あせない思い出の着物

私の持っている着物は2枚しかなく、そのうちの一着は七五三の時の振袖、もう一着は桜模様の訪問着です。
振袖は実に半世紀近く前のものですが、娘の初詣や七五三に現役で活躍してくれました。
訪問着は、25年前に母が選んでくれたものです。
当時結婚の予定も何もなかったのに、そろそろちゃんとした着物を一枚くらい作っておかなくては、と母が言い出し、
決められた日に呉服屋さんに一緒に行くように言われたのですが、私自身は着物にまったく興味がなく、
いい加減な返事をしてそのことをすっかり忘れていました。
そして当日、私はデートの約束があり、大もめにもめた末、結局母は怒ったまま一人で呉服屋さんへ行き、
布地も柄行も寸法もすべて勝手に決めて帰って来ました。
その時のけんかが尾を引いていたのだと思いますが、後日出来上がってきた着物を家で試着した記憶もなく、新品の着物は
そのまま我が家の押入れの奥へとしまいこまれ、出番のないまま翌年私はイギリスへ留学しました。
帰国してから実家へは戻ることなく結婚し、その後両親を相次いで見送りました。
母の死後、やっとその訪問着を手元に置くことになり、さらに数年後、娘の入学式で初めて身につけることができました。
私は身長の割に腕が長いため、生前何度となく母が愚痴とともに心配していた通り、裄がやや短めでしたが、
デザインはまったく古びることなく、色あせない美しい着物は娘をはじめ皆に喜んでもらうことができました。